他人が撮った写真を見ることが上達への近道

他人が撮った写真を見ることが上達への近道

こんにちは、いさお(@hrd1221)です。

他人が撮った写真を見ることは表現の幅を広げるのに最適だと僕は考えています。

時に自分には無い発想を与えてくれることもあり、 新たな視点を得ることができますからね。

そして、 やっぱ楽しいんだよね。
この楽しさをぜひ伝えたい。

他人が撮った写真に興味が持てないのはなぜ?

理由は2つあると思っています。

  • 自分の心の動きに気づいていない
  • 目的意識が無く、なんとなく見ている

写真に限らず、何かに興味を持つことの最初のステップはイメージすることから始まります。

じゃあ何をどのようにイメージするといいのか。
具体的に考えてみましょう。

写真を見るときに意識する3つのこと

他人が撮った写真を見るときは、以下の3つのことを意識すると良いでしょう。

  • 感じたことを詳細な言葉にする
  • 撮影者が何に感動したのかを想像する
  • 自分の表現に活かせないかと考える

感じたことを詳細な言葉にする

写真を見たとき、素直にどう思ったか。
口に出さなくてもいいので、言葉にしてみましょう。

「キレイ」「迫力がある」「怖い」「笑える」
など、いろいろ思うことはありますね。

そのように言葉にすることで、自分の心の動きに気づけるようになります。

ただ、そこで終わってしまうのは勿体無い。

「キレイ」と感じたのなら、その写真のどこに美しさを感じたのかを考えて、さらに詳細で具体的な言葉にしてみます。

例えば「等間隔に配置された小物がキレイ」とか、「光に当たった花びらがキレイ」とか。

このように自分が感動したポイントを探っていくことで、より自分の心を理解できるようになります。

撮影者が何に感動したのかを想像する

以前の記事にも書きましたが、写真には撮影者が感動した瞬間が映し出されています。

「自分が感動したポイント」について考えたあとは、「撮影者が何に感動したのか」を想像してみましょう。

そのための手がかりになるのが、ピントの位置です。

写真の中でバシッとピントが合っている位置は、その写真の主題であることが多いです。

以下の写真は、僕が以前猫カフェで撮ったものです。

くつろいでいる猫ちゃんの写真ですが、あえて顔はボカし、肉球にピントを合わせています。

この場合の僕の感動したポイントは「肉球の質感」です。
プニッとしていて、思わず触りたくなってしまう質感がいいなと思ったので、このように撮りました。

わかりやすいですよね。

そのほかに撮影者が感動したポイントを想像するコツとしては、どのようにレタッチ(編集)されているかを分析してみるといいです。

レタッチは、撮影者が伝えたいポイントを強調するために行われていることが多いですからね。

例えばこんな感じかな。

  • 露光量
    • ハイキー(明るい)… ポジティブな印象
    • ローキー(暗い)… ネガティブな印象
  • ホワイトバランス
    • ウォームトーン(黄色寄り)… 温もり、過去、レトロ、優しさ、濁り
    • クールトーン(青色寄り)… 冷淡、未来、緊張感、厳粛、透明感
  • コントラスト
    • 高い … 迫力がある
    • 低い … 穏やか

レタッチを分析するには少し慣れが必要かもしれませんが、覚えておくと自分の絵作りにも役立つと思います。

ここでのポイントは、
撮影者が感動した内容を正確に言い当てる必要はない
という点です。

大事なのは想像することであって、その正誤ではありません。
仮に間違っていたとしても、想像すること自体に感性を磨く効果があります。

それに、正解なんて本人に聞かないと解りませんからね(笑)

自分の表現に活かせないかと考える

以前、撮りたいものがわからない状態を抜け出すための方法として、撮影のテーマを決めることをおすすめしました。

写真を見て感じたことを言葉にできたのなら、その学びを次の撮影のテーマにしてみましょう。
要するに、真似して撮ってみるということです。

ただし真似すると言っても、見た作品と同じ場所・同じ時間帯・同じ機材で撮るということではありません。

真似するのは技法(表現方法)だけ。
被写体は自分の好きなものを選びましょう。

例えば建築写真を見て、その左右対称の美しさに感動したのであれば、身近な左右対称のものを探して撮ってみるのです。

最初は納得いく写真が撮れないかもしれません。
しかしそれを繰り返すことで、徐々に新たな表現方法が身についていきます。

ただボーッと写真を眺めるだけでは、その表現方法を自分のものにすることは出来ません。
自分なりに試してみることが大切です。

まとめ

良い写真を撮りたいと思うのなら、そのための近道は多くの写真を見ることです。

そしてただ見るだけでなく、その魅力を想像して、試すことが大事なんですね。

ただし、見た写真全てから吸収しようとすると疲れてしまうので、「なんかいいな」と思った写真だけでも数枚ピックアップして試してみてください。

以上です。

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